<質問>

社内の女性管理職や女性社員比率を増やしたら、女同士の揉め事が多くなり、困っています。
男同士だと、揉め事はあっても、ここまで職場内がギスギスすることがなかった・・

<アドバイス>

女性が揉めやすいのには、女性特性があります。

男性は“泣くな!動じるな!”と幼い頃から言われ、感情を出すことがタブーとされています。なので、男性は”動じない冷静さ”という美学で、コミュニケーションは、“論理的”であります。

女性は“感情的”にコミュニケーションをとります。男性よりも女性の方が、怒りやねたみなどの感情に素直で、言葉にしやすいという特性があります。

これらのことから、男性は自己の中に抑制し、女性は発散することで、女性のネガティブ感情がわかりやすために、男性からすると、”女は揉める、悪口を裏で言い合っている”と、捉えられていきます。

また、男性は序列がわかりやすいですし、互いに序列を受容した言動をおこないます。

女性社会は、”皆、同じ仲間”なので、現社会のように女性の中での役職としての明確な上下関係は、頭でわかっていても、命令形で指示を出されると、”イラッ”と来ます。

こういった男女の理解しないとかえって組織運営がうまくいかなくなります。女性管理職育成や女性活躍推進のための”仕組み作り”が必要です。 お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。

参考
沼澤典史,メディアが煽る「女の敵は女」企画が人気を呼ぶ理由,清談社,2018年12月6日
https://diamond.jp/articles/-/187614
沼田みえこ,心理カウンセラー