<質問>

妻の話しに、応えたつもりが、妻に「そんなこと聞いてない!」と、言われてしまった。

会社の女性社員への対応研修で、女性の話しには、真摯に傾聴するようにと指導があったので、自分としては、ちゃんとやったのに・・

<アドバイス>

まさに、「男は知っていることをしゃべり、女は喜ばれることをしゃべる」と、ジャン・ジャック・ルソーの格言通りのシーンですね。

私の“男×女活用®経営革新”の研修でも、毎回、必ずこの展開の対策を説明しています。

男性は、
相手からなにか言われると、相手が解決できずに自分にヘルプを求めていると取ります。
且つ、競争(戦い)で序列が決まっていくので、自身の”解決”能力を見せようとします。

女性は、
解決できないから、声掛けをしているのではなく、”共感”してもらうことで、喜びは倍になり、悲しみは癒やされます。

ということで、

女性との会話は、解決するのではなく

「そうなんだ」「わかるよ」「大変だったね」「よかったね。自分も嬉しいよ」

などの ”受容と共感” のスタイルでいきましょう。

社内でも、ちょっとしたことでも大切なコミュニケーションに結びつきますので、ジェンダー(男女の特性)を理解した、女性管理職育成や女性活躍推進のための”仕組み作り”が必要です。 お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。