№142<質問>

ワーキングマザーでヘトヘト。心身ともに潰れてしまいそう

<アドバイス>

ワーキングマザーの仕事と家事の両立は、多くの方が悩みとして抱えています。
一人暮らし&ネコ2匹の私でも、日々の家事と愛猫の世話の時間がけっこう取られていますので、ワーキングマザーの仕事と家事の両立には、頭が下がります。

育児期に離職した正社員女性の約6割が、出産後も働き続けたいと願っていたという調査結果があります。
小学生以下の子どもを持つ人の47%が、柔軟な働き方をするために、離職後、アルバイト・パートとして、働かざるを得なくなっています。2)

特に、家事以上に育児は、突発的な割り込みのオンパレードです。

でも、ワーキングマザーは、一生懸命下記の時間づくりをしています。
●子どもと一緒にいてあげたい
●家族との時間を楽しみたい
●美味しいものを作ってあげたい
●快適で清潔な空間を提供してあげたい

そして、
●仕事場に迷惑をかけない働き方をしたい

そうなると、最終的には、
「自分の時間がない・・」
で、仕事をやめざるを得ない人や、収入が必要なため自分の時間をなくしてしまって疲労困憊になる人も・・・

サイトで検索すると
「ワーママしんどい」
「ワーママ限界」
が、たくさんヒットし、ワーキングマザーの窮地が伝わってきます。

工夫としては
●パートナーや身内が近くにいる人は協力体制依頼
●便利家電の活用
●子育てサポート・サービス利用
●家事のアウトソーシング利用
等の活用を一時期の依頼や出費と考えて、活用することをおすすめします。

そして、組織のフォローです。
●男×女ともに、一時的に給料を下げてでも負荷を減らしても、キャリアコースを歩むことができる体制を用意する。1)
●柔軟な働き方への選択肢を充実させる。 等

参考
1)KIDSNA,ワーキングマザーの意味。共働きを選択した理由や仕事と家庭の両立の工夫とは
2)パーソナル総合研究所,ワーキングマザー調査,2019年
3)みなみママ,ワーママ!疲れたときに見てほしい5つのこと!,2021年4月23日